出雲大社と言えば、日本最古の神社建築の様式。国宝です。一度は見てみたいと思っていたのですが、ようやく念願かなって行くことができました。きっかけは友人のひとこと。連休パソコン修理以外何も予定がないという私に、「日帰りでどっか行こうか」と誘ってくれたので、ありがたいなあと思っておりましたら、メールがきまして「出雲大社に行きましょう」と。

えっ、出雲大社?そこは日帰りの距離なんでしょうか?私は中国方面にまで車で走っていったことがありません。途方もない距離のように感じました。が、彼女は行く気満マン。ああ、やはり日帰りの距離なんですね。(-_-;)さすがです。

と、昨日の朝6時頃に地元を出発しまして、瀬戸大橋を渡り、途中火事渋滞なんて恐ろしい事故で児島ー早島間が通行止め。止むなく高速を降りて迂回して、また早島から山陽道へ。岡山道、中国道、さらに米子道を抜けてようやく出雲へ。はや2時前でした(^_^;)と、遠いよな~。

 

無料駐車場(出雲大社から800m)に止めて歩きます。巨大な鳥居が近づいてきました。もう少し手前の駐車場に入れようと頑張る皆さんの車が右手で渋滞していました。私はもうしんどいから、ここらでいいです・・・。

 

ここが正面。大きな灯篭もあり、出雲大社と書かれた石碑あり。なぜかアベックばかりが写真撮影中で・・・(-_-;)

 

長く続く石畳。荘厳な感じがしてきました。ドキドキ。松林が見事で、その歴史を感じさせてくれます。

 

 

境内では神楽も行われていました。足を止めて見入っている方も多かったです。

こちらは御仮殿。今は神様はこちらにいらっしゃいます。後ろにあるのが本殿なのですが、本来拝殿であったこの建物に、大屋根を直す期間だけお引っ越しされるのだそうです。

 

しめ縄もすごい迫力です。さすがは日本最古(@_@;)すばらしい。

 

じゃじゃーん。今回のメイン。特別拝観の整理券です。本来ならば予約が必要なのですが、並んで整理券が手に入れば大屋根の葺き替えがまじかで見れるんです。

ただ、ここでアクシデント(-_-;)連れの服装がNGということで止められてしまいました。私はかなりの正装をしていたので、通過したんですが友人はジーパン柄のスパッツをはいており、ジーパンはだめと止められてしまいました。しかたなく、スパッツを脱いでカーディガンを腰から巻いてチュニックがワンピースかな?と思う感じで無事通過。やれやれでした。

 

いよいよ入ります。携帯電話の電源OFF。撮影もだめ。神様のお近くに行くのですから、絶対だめです。中には警備の人がいて、結構見張られている感じ?まあ、国宝ですから、何かに触ってもだめなんでしょう。屋根の葺き替えは下から2メートルくらいまでは始まっていて、来年の4月くらいには終わるそうです。なんとこの吹き替えに使われる檜皮は64万枚。全国から集められたそうです。屋根の下の方は4尺。それぞれ2尺5寸など、部分で長さが違っていきます。これが大変。1枚と1枚の間は5ミリくらいしかずれてないんです。ぜんぶ屋根中張り替えるんだから大変な枚数になるのもうなずけます。檜皮は竹の釘で止めていくんですよ。

 

拝観を終えると、いただけるのがこの品々。なんと、今まで使っていた大屋根の古い檜皮を加工したものをプレゼントしてくれるのです。ご利益がありそうです(*^^)v

 

拝観も終わり、お土産にお守りも買ったら、後はお腹を満たすだけ。出雲そばです。出雲大社の真ん前にある松の屋さんに入り、三食そばをいただきました。お腹がすいていたので、とにかくおいしかったです。3つとも間食。だって、ろくに食べてなかったんですから(笑)

ここからひたすら帰りは走る走る。

 

途中、湯の川温泉の近くの道の駅で、足湯につかりました。いやあ、癒されましたね。運転しっぱなしでしたから。

 

せっかくなので、宍道湖へもGO!なんせ、広くてびっくりでした(@_@;)これじゃあ、瀬戸内海の沿岸をドライブしてるのと変わらない。延々と続く海岸線のようでした。日本は広いです。

 

米子を後にするころには日はとっぷりと暮れて・・・寿城というお菓子屋さんです。昔はここらへんまでしか高速が来てなかったのに、すごく高速も充実しましたね。この後、米子道に上るところが山陰道に上がってしまって、Uターンするミスを(^_^;)そろそろ疲れてましたね。

瀬戸大橋を渡る頃には日付が変わっていました。でも、家についたのが2時前。どんだけ飛ばしてんねんって感じ(笑)

パワースポットである出雲大社に行ったのに、パワーを減少して戻った感じでしたが、何か力がつきましたかね?期待だけが残りました。

 

あ、出雲大社って縁結びの神様なんですってね(^_^;)まったく知りませんでした。パワースポットとばかり(笑)これでは縁もきませんねえ。