今回、耕作放棄地への取り組みが地元あいテレビのニュース番組の中で「未来を拓く環境活動」として紹介されました。

ケールやにんにくを栽培している愛媛県西条市は、農地の2割近くが耕作放棄地となっています。※農水省のデータより

古くから扇状地の地形を生かした果樹の栽培、『あたご柿』という柿の生産で潤っていた土地でした。柿の収穫は高所での作業になります。高齢化が進むと高所での作業は危険を伴いますし、上を向いての収穫作業も負担がかかります。高齢になってくると広い栽培地を維持するのも大変になります。そうして、栽培が止まると放置された土地には草が生え、大きな木が育ちジャングル化してしまうこともあります。

遠赤青汁は、2000年から耕作放棄地を活用し、健康食品の素材となるケールやにんにくを栽培しています。

耕作放棄地を利用することで、除草剤、農薬、化学肥料などを20年、30年と使用していない土地を、有機栽培に生かす。安心・安全な農法で青汁の素材ケールを育てて、皆様にお届けする。安心・安全な農業を続けて、農地を守っていくことがまた、地域農業への復興につながるのでは。高岡は考えます。

耕作放棄地を借り受けて農地に戻し、また後継者が農業をしたいと思えばお返しする。地元の農業復興のためにも、地域再生を続けています。